どうも!元大手人材業界で転職エージェントだった、ブシトラ(@busitora)です。
この記事をご覧になっているあなたは、このような悩みをお持ちではないでしょうか?
大学生の就活では、同級生や大学の教授、サークルの先輩などに就活のやり方を相談して就活を乗り切れた方もいると思います。
しかし、あなたの場合の「第二新卒での初めての転職」では、周りに聞ける人がいないのではないでしょうか?
大学生の時とは違って、周囲にアドバイスを聞ける環境がないのって正直すごい心細いですよね…。私も新卒を1年未満で辞めた立場なので、その気持ちがすごく分かります。
そんな「転職したいのにどうすればいいかわからない…」といった時には
転職エージェントという無料サービスを利用した場合、その悩みを解決できるんです!
そこでこの記事では、新卒1年未満で辞めた&元大手人材業界エージェントであったブシトラが、
転職エージェントを使って得られるメリットとデメリット
について、現場のリアルなところも含めて詳しくご紹介します!
転職エージェントを使ってみたいけど、なんだかよくわからないし詳しく知りたい。。と言う方は是非最後までご覧ください。
このページの全体像
転職エージェントとは?

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉といった転職に必要なサポートをしてくれるサービスのこと
です。大学生の時に就活で使っていたのは「転職サイト」で、転職エージェントとは少し違います!
転職サイトは、自分一人で行う就活に対して、転職エージェントは、エージェントと行う就活に近いイメージです。
転職エージェントを使うのに抵抗がある人へ

「転職エージェント」は、CMとかメディアでよく目にしますが、実際に使って転職活動をするイメージが湧かなくて怖いですよね。
- ブラック企業を紹介されるかもしれない
- なんか、怪しい
と思ったかたもいるかもしれません。
結論から言えば、転職エージェントはブラック企業を紹介したりしませんし、怪しくありません。理由としては
- 法に触れるような悪徳企業は紹介出来ない
- 企業からお金を貰ってビジネスとして紹介している
からです。一人で転職活動をして会社に面接を挑むと、その会社の裏側や雰囲気はわからないケースがあります。
転職エージェントは、会社の詳細をしっかりと聞いてから紹介してくれるので、むしろ安全です。
一人で転職活動するのと、転職エージェントと2人3脚で転職活動をするのでは、天と地ほどの差がありますよ!
なので、転職エージェントは絶対使った方がいいです。
第二新卒が転職エージェントを使うメリット8選

実際に転職エージェントを使うメリットがあるとわかっても、具体的にどんなメリットがあるのかを知りたいですよね。
そこで、簡単にメリットをまとめてみました。
- 内定するまで、完全に全て無料
- 世の中には出ていない非公開求人が大量にある
- 客観的に自分の市場価値を知れる
- 転職理由を一緒にエージェントが考えてくれる
- 履歴書の添削、面接対策を親身になってしてくれる
- エントリーや面接日程の調節を代わりにやってくれる
- 履歴書、職務経歴書を何度も使い回しにできる
- 企業に聞きずらい質問を代わりにしてくれる
こんなにもメリットが盛りだくさんなエージェントを使わない手はありません。
ここからは、①〜⑧まで詳しく説明していきます。
1. 完全無料で利用できる
転職エージェントは、完全に無料の就活支援サービスです。利用者であるあなたが後からお金を請求され足りしません!
理由として、こんな仕組みになっています。
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引用:blue-blog http://www.blueblg.com/entry/2016/12/31/142726
文章にするとこんな感じ。↓
あなた:就活→内定 (無料)
転職エージェント:転職サポート→報酬(年収の30%)
会社:人が欲しい→払う(年収の30%)
例えば、あなたが転職エージェントを使って内定した会社の年収が300万円だとします。すると、その年収の約30%(変動します)つまり90万円を会社から報酬としてもらう
といった仕組みになっています。転職エージェントが多い理由は、
「商品(人材)に原価がかからず、儲けられるから」という理由です。
なので、求職者は転職エージェントにとって大切な商品なので、丁重に扱われるんです!
2. 12万件以上の非公開求人を利用できる
非公開求人という言葉を耳にした経験はありますか?非公開求人とは、
転職サイトや企業ホームページなど、インターネット上に掲載されていない
求人の名称です。実際にご覧頂くとわかりますが、求人数が約4倍ほど違います。
2017年度求人数 | 非公開求人数 | 公開求人数 |
DODA | 127,806件 | 37,894件 |
リクルート | 147,150件 | 30,426件 |
非公開求人は、様々な理由があって非公開になっています。
- 公開すると、応募が来すぎてしまう有名企業
- プロジェクトで経験者を集っていて競合に知られたくない企業
以上の理由によりあえて非公開になっています。せっかく転職活動するなら、たくさんの企業を紹介してもらいたいですよね!
3. 自分の市場価値を図れる
大学生の就活の際は、あなたは他の同期と同じ条件で採用されたと思います。初任給はみんな一緒ですよね。
ですが、あなたが転職する場合の年収は
- 携わっていた業界
- 行なっていた仕事内容
- 成績
などの市場価値によって人によって変化します。
もし仮に、今のあなたの年収が300万円だったとしても、転職した場合に400万円の年収になる可能性もあります。その逆もありますけどね。
複数の転職エージェントに登録して比較検討すると、自分の現在の年収の相場がわかるので、いくつかのエージェントに登録するのがおすすめです!
4.転職理由をエージェントが一緒に作成してくれる
初めての転職活動だと、転職したい要因がたくさんあり、転職理由が言語化されていない場合が多いです。
実際に私がエージェントとして担当した転職者も、
という場合が多く見受けられました。
転職エージェントは転職者を毎日たくさん見ています。あなたの転職理由を親身になって聞いてくれて、あなたの脳内の情報を一緒に棚卸ししてくれます。
5.履歴書添削、面接対策をしてくれる
面接対策、履歴書を添削してくれるのは、とても重要です。
何故なら、新卒の時とは違う職務経歴書を書く必要がありますし、インターネットを使って書き方を調べたとしても、その情報が本当に正しいのかわからないですよね?
一人で書類を作った場合、あなたが書いたものが採用担当者に全く響かない職務経歴書になっている可能性もあります。
せっかく書いたのに、書き方が悪くて書類で落ちるのは嫌ですよね。
そんな時、プロの目から履歴書と職務経歴書を添削してもらえれば、面接の通過率を大幅にあげる一つの方法になります。
また、数年後にもう一度転職をする場合、第二新卒の時に作った見本があるだけで何をどのように書いていけばいいのか要領がわかるようになります。
面接対策においても、新卒の時の面接とはだいぶ異なり、話す内容はより実務に関連した内容になります。
これも、初めての転職の場合には不安が大きいですよね。
6. エントリー代行や面接調整をしてくれる
新卒の就活の際、エージェントを使った経験がない人がほとんどだと思いますが、スケジュール管理って大変じゃなかったですか?
初めて就活をするのに、説明会予約、面接日程の調整、履歴書の作成、etc
を1人でこなしていて、忙しくてパニックになった思い出があります。
大学生の自分にこう言いたいです。
転職サイトを利用しての転職は、調整から準備まで全て自分でやる必要があります。
こうした作業を自分で調整するのが好きなのであれば、一人で管理するのもいいのですが、
その時間を面接対策や業界研究などの他の時間に使った方が効率がいいと思いませんか?
内定を取ることだけに集中できる環境作りをするためにも、転職エージェントを頼るべきです!
7.履歴書、職務経歴書を使い回せる
自分でサイトを使用して行う就活だと、メールで毎回企業に書類を送らなければいけない場面があります。
新卒でエージェントを頼らずに就活した私の場合ですが、こんな風に感じていました。
それが数社なら問題ないですが、エントリーすればするほど事務作業が増えていって履歴書作成に時間が取られますよね。
しかし、転職エージェントを利用した場合は、一度作った履歴書や職務経歴書をエージェントが代わりに送ってくれるので、あなたの転職活動に使える時間が大幅に増えます!
8. 会社の裏情報を聞ける
サイトを使って転職活動を行うと、求人票に乗っている情報しか得られません。
転職エージェントを経由すると、「会社の生の情報」を聞けます。
- 内定をもらいやすい人柄
- 職場の雰囲気
- 残業時間
- 有休消化率
- 育児休暇率
- 飲み会が多いか
- 職場の内部の情報
- 人事の雰囲気 etc
などの情報です。転職エージェントに質問してもらうと、
残業時間のような「聞きたいけど面接では聞きずらいシビアな質問」をバシバシ聞いてもらえます。
前もって生の情報を聞ければ、面接対策も捗りますし、内定後のギャップも少なくなります。
第二新卒が転職エージェントを使う唯一のデメリット

ここまでメリットをたくさん述べてきましたが、
という声が聞こえたので正直にお答えします。
デメリットはないのか?
実は、、1つだけあります。
エージェントにあたり外れがある
メリットを8つ上げてきましたが、これらは全て
「エージェントの人間性、能力」
に依存します。ここが難しいところで、どこの会社にもダメなエージェントはいるもの。それは仕方のないことです。
ダメなエージェントの特徴として
- レスポンスが遅い
- 大量の求人を一斉に出してくる
- 面談時間が短すぎる
- 人間性が尊敬出来ない
といったものが挙げられます。親身になってくれないと思ったら、エージェントを変更してもらいましょう!
第二新卒が転職エージェントを使う上でのアドバイス2選

ここからは、元人材業界だった私の転職エージェントを使うアドバイスをご紹介します。
1. 複数社使って比較検討する
まず、転職エージェントは絶対複数使いましょう。
メリットのところでも述べましたが、1社だけ登録していると自分の市場価値が比較出来ないです。また、
- 複数社使うとエージェントが焦る
- エージェントを比較できる
- 求人を幅広く見れる
といったメリットがあります。
個人的な意見ですが、複数のエージェントを使いつつ、彼らに緊張感を持たせるのがかなり有効です。笑
2. エージェントに対してもしっかりとした対応を
あくまで転職者はエージェントにとってお客様ですが、注意点がいくつかあります。
基本的な内容ですが、念のため記載しておきます。
- 登録時の情報は全て社内で共有される
- 即レスする
- 電話は丁寧に
- 言葉遣いは丁寧に
- 身だしなみはしっかり
- 遅刻は絶対しない
仕事を紹介してもらう側だとしても、気を抜くのは絶対NGです。
また、登録時の素行が悪かったり、一度面接をバックれたりしてしまうと、社内のシステムに情報が足されて紹介されにくくなるので注意です。
スタンスとしては、
転職エージェントに営業をかけるつもりで接しましょう。
社内での評価とあなたのスキルがマッチすれば、仕事はどんどん紹介されますよ!
転職エージェントを使わない就活は危険!

転職エージェントを使うメリット、デメリットを紹介してきました。
メリットが多い反面、エージェントの個人の力に依存しやすいのも事実。
しかしながら、初めての転職活動をするのであれば、エージェントは利用するべきです。
転職に関するプロに無料で協力してもらえますし、初めての転職活動を円滑に進められますよ。
では、ブシトラでした。
https://busitora.com/work/case-retire-shinsotsu