僕の自己紹介をすると、2018年11月頃から少しずつ学習を始め、約1年弱かけてエンジニアになりました。
かつては(2018年冬頃)、Railsエンジニアになるには「Wantedly」を使えば高確率で企業にアプローチできましたが、2019年、2020年を経て応募者が増え、Wantedly1本だとなかなか厳しい状況が続いています。
特に、Railsエンジニアを目指す人が爆発的に増えており、未経験が飽和しすぎて採用ハードルが上がっており、かなりレッドオーシャンな状況です。
僕も、2020年2月より就職活動をはじめましたが、ハードルの高さを嫌というほど実感しました。結果として内定を頂くことが出来ましたが、今後は更に就職活動がキツくなると思われるので、僕の記事を参考に是非良い企業と巡り合ってほしいと思い執筆しています。
※ 就職市場は目まぐるしく変わるので、僕の記事も2020年のオリンピック頃までは旬だと思いますが、それ以降についてはもっと戦略が必要になってくるかもしれません。
このページの全体像
再現性あるかは自分のスペック次第な件
正直、未経験から転職する際はスペックはかなり重要です。僕のスペックで通用した方法なので、僕のスペックに似ていたらある程度は再現性はあるかと思いますし、僕より高ければもっとイージーモードになるかもしれません。
例えば、僕が東大卒でリクルート出身だったら、錯覚資産でもっと書類が通ったかもしれません。
- 25歳男
- 大学はFランレベル
- 新卒で人材大企業 → エンジニア転職のため派遣を経験(職歴合計3社)
- 営業成績は◎
- コミュ力も悪くはない(と信じたい)
ポートフォリオのレベルについては、オンラインサロンやTwitterで公開されている作品と比較すると、中の上あたりかと思います。就職活動が難航しすぎた場合は、更に技術を追加する予定でした。
僕の他にも、エンジニアのノウハウ記事があるかと思いますが、学歴、職歴、ポートフォリオの質、時期によって再現性はかなり異なるので、全部鵜呑みにしないでください。そしてこの記事の内容も参考程度に思って頂ければ幸いです。
未経験エンジニアはWantedlyがメイン

先程、Wantedlyでの応募は競争率が激化していると言いましたが、結局のところWantedlyはかなり使います。笑
Wantedlyのプロフィールの書き方や使い方等は割愛しますが、他の方の下記記事(有料あり)が参考になるかと思います。本質的なことを書いているので、時間を買いたい人は買ってもいいかなと思います。
なぜWantedlyをメインで使うかというと、Railsを使う会社は少数精鋭の小さな会社が多く、エージェントに広告費をあまり出したくないor出せない からですね。
掲載型月額課金で月3万円くらいらしいです。なのでスタートアップに好まれるんですね!
返信がこないケースも多々あるので注意
Wantedlyは、応募する際のハードルが低く、未経験からエンジニア目指す人が
となりがちです。履歴書や職務経歴書が応募の段階でいらない気軽さがウリですが、とりあえずエンジニアになりたい未経験が、エンジニアとして潜り込むために乱れ打ちで応募しまくっているのが2020年3月現在の状況です。
実際にお会いした企業の中で、Wantedlyからだと未経験からの応募が来すぎて大変。。と仰ってた人事の方もいました。
なので、とりあえず応募は出してはいるが、見込みのある未経験にしか返信しない企業がかなりいるな。といったのが実際の感想です。
なかには、あえてWantedlyでは出さず、非公開求人をエージェントで出している企業が存在していて驚きました。
複数エージェント登録して一つ分かったことがあります。
昨今の未経験エンジニアのWantedly乱れ打ちによる弊害か、「エージェントで非公開求人を出しているがWantedlyでは出していない」
という企業が複数存在する模様。Wantedlyは広告費も安く双方気軽さがウリですが、逆に敬遠されるとは。
— ブシトラ🐯筋肉エンジニア (@busitora2) February 3, 2020
なので、Wantedlyを軸に使いつつ、他の媒体も使うことを強く推奨します。
自社応募

採用の確率が1番上がるのがこれです。採用費はゼロになりますし、自社から応募してくると、「おっ、うちの会社に興味持ってくれてるんだな」となると思います。
ただ、ホントに行きたい会社や業界以外でこの方法は使わないで下さい。闇雲にまた応募すると、Wantedlyの二の舞になりますし、あなたが良くても未来の未経験が更に苦労します。
ただ、志望動機や自己PRを入力する欄もあったりするので、そもそもあまり興味のない業界だと応募すらするのは難しいですけどね。
僕は、Wantedlyで返信が1週間こなければ、直接自社HPから問い合わせたりしていました。ホントに行きたいならガンガン行きましょう。Wantedlyやエージェント経由で応募がくるのと、自社HPから直接応募が来るのとでは、熱意の伝わり方が違うと思います。
たまに、自社HPの採用情報のリンクがWantedlyにつながっている企業があり、どう頑張っても連絡できない企業も少しありましたがw
行きたい業界 × カオスマップ でググる
ただ、自分の行きたい業界の調べ方がわからない場合は、
ググりまくりましょう。
HRTechの志望度高いので調べてますが、すごい数! pic.twitter.com/o4Er7yvac2
— ブシトラ🐯筋肉エンジニア (@busitora2) February 9, 2020
僕の場合は「人材業界×Rails」で調べました。
ただ、業界を絞りすぎると母数が少なくなりすぎるので、自分の軸を持つと良いと思います。
- その業界なら言語は問わないのか
- 言語が優先で、業界は問わないのか
①、②は結構ちゃんと考えたほうがいいですね。
小さなRailsの会社になればなるほど、媒体に載ってないことが多いので、ググり力が必要になるかもです。(大抵は、Wantedlyに載っていますが、アプローチの仕方が難しいです)
自社応募探す時のサイト 3社
自社応募をする時につかったサイトを3つ紹介します。
- START UP DB → スタートアップならかなり細かく記載有る。登録Must
- TechCrunch → 資金調達やトレンド情報習得
- The Bridge → 起業家のサイト、あまり使わなかった
Twitter転職もあり
Twitter転職というタグを使ったアピールも有効です。実際に下記のツイートで、複数社自社開発企業様と面接の機会を頂けました。
【拡散希望】
未経験からエンジニアとして転職を希望しています!職種:WEBエンジニア(自社or受託)
年収: 300万〜
勤務地:都内
年齢:25歳
時期:即日◎
言語:Ruby(Rails)
ポートフォリオ↓https://t.co/CFLyiwnXxI#Twitter転職#hiyokonitsudukeリプライに続きます(Wantedly)↓
— ブシトラ🐯筋肉エンジニア (@busitora2) January 31, 2020
あとは、TwitterのサービスのBosyuも使いました。
最近の未経験市場が飽和状態なのは把握しているので、多媒体を使い、ビジョンが一致する企業を見つけ出したい!
フリーランス、リモートしたいとかいう動機ではないので、面接の機会さえ頂ければエンジニアへの思いは伝わるはず。頑張るぞ!
https://t.co/NXTOu3wm3T #bosyu— ブシトラ🐯筋肉エンジニア (@busitora2) January 31, 2020
ただ、詳細がよくわからない人からDMが来たり、自分の志望以外の方かももちろん連絡は来るので、そこは要注意です!
スクール斡旋

スクールに通っている人は、もちろん斡旋を使うと思います。
スクールによっても斡旋企業数が異なりますので、基本的には補助として活用させて頂きましょう!
たくさんあればラッキー!程度に思うのが吉だと思います。また、「Railsのカリキュラムなのに、斡旋先がSES」(SESを悪と言っているわけではないので注意)みたいなスクールもあるので、注意しましょう。
ちなみに、ちょっと宣伝で僕が通っていたスクールはこちらです。笑

斡旋数はまだ少ないですが、0からRailsエンジニア目指すなら、上記記事の中で紹介している3社の中から選びますね。
転職エージェント (IT特化のみ)

次に、転職エージェントです。企業側の視点からすると、採用費がかなりかさみます。
だいたい、エージェント経由で内定すると、未経験エンジニアの理論年収 × 35% くらいを企業側がエージェントに支払うビジネスモデルです。年収300万なら100万円程度ですね。
Wantedlyを3年間くらい掲載できる値段ですねw (3万(月)×12(年)×3 = 108万 )
エージェントを活用するメリット・デメリットは下記記事でまとめてあります。個人的には、Wantedlyに載ってない非公開求人を見るために全部登録しておくのが吉かな。と思います

使った媒体ごとにコメントしていきます。
WorkPort

ワークポートは、Railsの求人数もそこそこありますが、経験が足りないと思ったら応募してくれないケースがありました。
ただ、書類を提出すれば結構通りましたし、ワークポートのマイページもかなり使いやすかったです。
レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ワークポートとGeeklyを比較すると求人数は少なかったです。
ただ、履歴書のフォーマットや誤字脱字等のサポートが充実していたので使ってよかったです。
Geekly

Geeklyは、僕のエージェントがめちゃくちゃあたりで、履歴書添削を細かく行ってくれたのはもちろん、キャリアカウンセリング、斡旋候補企業数が200社以上と、Wantedlyに載っていない優良企業をかなり紹介してくれました。
補足
エージェントは、人によってかなり当たり外れがあります。ここだけはガチャなので、いいエージェントじゃなければチェンジもできます。
- A → 人として親身になってくれるタイプ
- B → 数字としてとりあえず就職させたいタイプ
僕も元人材業界にいた身としてわかるのですが、AとBにタイプが分かれます。
Geeklyだけ当たりのエージェントを友人紹介できるので、興味が有る方は僕のDMにて、「メールアドレスと名前」を記載して頂ければ紹介します。
転職サイト5社

- Wantedly
- 自社応募
- エージェント3社
がメインでの就活媒体でしたが、下記も参考にしたのでリンクつきで紹介します。
未経験からRailsエンジニア媒体まとめ
まとめます。優先度順です。
だいたい、未経験エンジニアの書類通過率は10%ほどらしいのですが、僕の場合は25%くらいでした。
- Wantedly
- 自社応募
- 転職エージェント
- 転職サイト
Wantedlyを軸に、自社応募しつつ、エージェントからも求人をもらって応募しましょう。

