Railsエンジニアになると決意すると、下記のフローで学習を始める方がほとんどだと思います。
- Progate
- Railsチュートリアル
- ポートフォリオ作成
僕もはじめてRailsチュートリアルに触れた時は、「分からないことが分からないけど、とりあえず進む」状態でした。
僕も、一度挫折しかけて少し離れた時期もありますので、Railsチュートリアルわからなすぎて自分を責めたことのあるあなたの気持ちも理解できます。笑
なので、Railsチュートリアルを経験してポートフォリオを作成してRailsエンジニアになった僕が、「もしもう一度Railsチュートリアルをやるなら、どこを意識するか」を書いてみたいと思います。参考になれば幸いです!
このページの全体像
Railsチュートリアルまでにすべきこと

まず、Progateでどこまで学習すれば良いのか、それに付随しておすすめの書籍も紹介します。
Progate
Progateは、下記で十分だと思います。
- Ruby (学習コースⅠ〜Ⅴ) 1周
- HTML&CSS (上級編まで) 1周
- Ruby on Rails5 (学習コースⅠ〜Ⅺ) 2周
- Command Line、Git、SQL 各1周
レベル上げは全く意味がないです。詳しくはこちらの動画が代弁してくれてるので、チェックしてみて下さい。僕もかなり分かってから始めたい病にかかっており、かなり遠回りしました。笑
現場Railsは必須!
RailsとRubyの本があれば一旦はいいと思います。(いずれはGitやSQLもいるけど一旦保留)
ただ、この通称「現場Rails」に関しては、Railsチュートリアルを終わった後、ポートフォリオ作成の時も間違いなく使うので、買いましょう。いや、買って下さいお願いしますレベルですw
もっと詳しく見たい方は下記を参照です。

何故Railsチュートリアルが難しいか

個人的にRailsチュートリアルが難しくてキツいと思った理由を列挙すると、こんな感じです。なので、最初に難しいと感じるのは当たり前です。
- 1章のBitbucketとherokuで詰まる
- 専門用語を説明する専門用語が意味不明
- 翻訳なので読みにくい
- 9章あたりから複雑
- シンプルに長いw
まず1章が鬼門ですね。初見殺し。Progate卒業後だと
- Cloud9
- Gitの使い方
- Bitbucket
- heroku
と訳わからない内容がてんこもり。しかも、herokuは結構エラーが出るのでめっちゃきついですw
※他の詳しい理由は「Railsチュートリアル 難しい」で検索すると他にもあるので、ここでは割愛します。
Railsチュートリアルの個人的におすすめな進め方

1周目 とりあえず進める(やらなくていいところ有り)
結局進めるんかい!!と思ったと思いますが、とりあえず1周はしましょうw。どんな感じかを把握するために、終わらせることを目的にしましょう。
ここで大事なことは、「全部理解してから進みたいという気持ちをグッとこらえること」です。全部理解しようとしていると数ヶ月かかってしまいます。
あと、個人的にもしもう一度ゼロの知識で挑むとするならば、下記を意識します。
- herokuデプロイしない
- minitestスルー
- 演習スルー
- コピペする
herokuは使わないですすめてOK
まず、Railsチュートリアルの1章では、herokuにデプロイすると思いますが、しなくていいと思います。理由は、
- 世の中のサービスでheroku使ってない
- ポートフォリオでherokuは低評価
- エラーが多くて時間を無駄にする
だからです。就活する時にポートフォリオを作ることになりますが、
ポートフォリオをherokuデプロイすることは今の未経験転職市場だと評価されづらい(AWSデプロイがスタンダード)ので、そこでエラーを解決してる時間が無駄です。
minitestはスキップしてOK
コードを書いたら、そのコードが正しいかどうかを保証する必要があるのでテストを書きます。ですが、Railsチュートリアルでは「minitest」を使ってテストを書いています。
時間があって書いてみたいならいいですが、現場でminitestを書いているケースって結構少ないと思います。就活してても、モダンなところはほぼRSpecというテストを使ってますし、デファクトスタンダードですね。
テストを書く理由が分かれば、minitestをがっつり書かないでもいいと思います。ポートフォリオでもminitestは評価されづらいので。。!
演習はスルーしてOK
Railsチュートリアルの章に、演習がありますが、やってもいいですが僕なら飛ばします。解答をググるのが面倒なのでw
もう一度言いますが、、「全部理解して進めたい」という気持ちは捨て去って下さい。完全理解して1周終わるのは無理ゲーですw
わからないところがあったら、グーグルキープとかでメモしておいて、1周終わった後に調べましょう。1周終わったら分かるケースもありますし。
2周目 コードの意味を理解しながら進める
2周目は、1周目が終わって全体像が少し分かってくると思います。
2周目は、コピペしてもいいですが、意味を理解して、一つずつ確認しながら進めていきましょう。
1周目と同じで、「heroku」「minitest」はしなくてもいいですが、演習はチャレンジしてもいいかもです。
余裕がある人向け(ポートフォリオまでに慣れるとGood)
また、下記のツイートの内容を出来るとポートフォリオ作成時にかなり役立つと思います。(難易度高いので無理しないでOKです)
- Cloud9ではなくローカル(自分のPC)で作業
- テストはRSpecで書いてみる(minitestよりも使用頻度高)
- フォームをform_withで書く(form_forは古いです)
- Githubで管理する(Bitbucketの替わりです)
- Git flowで開発(ブランチわけて作業)
最初Railsチュートリアルやった時、意味分からずに爆死したなぁ。懐かしい。個人的には2週目は
・テストはRSpecで書く(minitestよりも使用頻度高)
・フォームをform_withで書く
・Githubで管理する(bitbucket使ってるとこあまり見ない)
・Git flowで開発上記がおすすめ!https://t.co/hoTj15JgrQ https://t.co/fT1uaZcE6n
— ブシトラ🐯筋肉Railsエンジニア (@busitora2) March 16, 2020
RSpecの書き方
RSpecは、参考資料が少ないです。下記を参照。
- 現場Railsの184ページから
- チェリー本の著者、伊藤さんの記事
- EverydayRails
書く内容としては、「system spec」と「model spec」でいいと思いますが、「system spec」はかなり最初苦戦すると思うので飛ばしてもいいかもです。
それでも無理なら動画かスクールかMentaに頼るしか無い

上記の方法で色々飛ばしても無理そうなら、公式HPにもありあますが、下記の
が良さそうです。ポートフォリオまで作る補助をしてくれるスクールを選ぶか、質問出来れば一人でポートフォリオを作りきれるかは人次第ですが!
Railsチュートリアルをササっと終わらせて、ポートフォリオ作成にとりかかれることを願ってます。
僕なら、Railsチュートリアルを終えた後は、「RUNTEQ」に通うのが1番いいと思います!(宣伝w)

